はじめての方へ
国際学会からも注目を集める院長の綿引の下で、質の高い歯科治療を追求する志の高い矯正歯科医・包括的矯正歯科専門医が当院の矯正歯科治療に従事しております。
私たちは、単に美しく、機能的な歯並びを目指すだけでなく、「質の高い歯科治療を受けたい」と考える方々に、包括的矯正歯科治療™️を提供しております。
また、全国の歯科医院や大学病院からのご紹介を受けた患者様に対しても、審美歯科、矯正治療、歯周再生治療、精密根管治療など、他では対応が難しい高度な歯科医療を提供しています。時間と費用を惜しまず、最高の治療を求める方の期待に最善を尽くすことが当院の使命であると考えております。
当院の考え
なぜ、矯正治療において歯周組織管理が必須なのか?
「歯周矯正治療(オルソ・ペリオ)」は、矯正治療中に生じうる歯周病への対策を行う、先進的な治療分野です。これまで健康な歯周組織には矯正治療が悪影響を及ぼさないとされていましたが、最新の研究では、たとえ健全な状態であっても歯肉退縮などのリスクがあることが世界的に認識されています。特に遺伝的に歯肉が薄い方(Thin Phonotype)や、歯が密集している部位では、歯肉退縮のリスクが高いという事実が明らかにされています。
当院ではこのようなリスクに対応するため、歯周病の管理と矯正治療を組み合わせた「歯周矯正治療(オルソ・ペリオ)」を導入しています。患者様一人ひとりの歯周状態に合わせた最適な治療計画を立て、歯周病のリスクを最小限に抑えながら、美しい歯並びを実現するためのサポートを行っております。
15年前の矯正治療をきっかけに重度歯周病を発症してしまった例
50歳/女性 主訴:歯周病治療希望
矯正患者は中程度以上の歯周病に罹っているかも?!
歯周病は、成人の80%以上の方が罹っているとの報告がありますが、矯正治療を希望する成人においては、この問題はさらに深刻です。当院がヨーロッパ矯正学会にて発表した調査では、30歳以上の不正咬合患者の50%〜100%が中程度から重度の歯周病を有しており、医学的な介入が必要な状態にあることが明らかになりました。
この事実は、矯正治療を希望する成人には、矯正治療を行う前に十分な歯周検査と治療が不可欠であることを示しています。そうしなければ、歯の健康に回復不能な影響を及ぼすリスクがあるのです。
当院では、すべての矯正治療患者に対して、歯周病に罹患している可能性を常に念頭に置き、万全かつ適切な歯周精密検査、歯周治療、そして歯周管理を提供しています。患者様一人ひとりの口腔健康を守るために、最善を尽くしています。
不正咬合患者における歯周疾患状態調査研究
当院の研究チームと包括的矯正研究会(IOS)らが行って研究(2019年ヨーロッパ矯正歯科学会にて報告)
オルソ・ペリオは後戻りのない矯正治療にも深く関与
矯正治療において、最も重要なのは治療後の安定です。歯槽骨(歯を支える骨)の厚さは、この安定性を保つ上で決定的な役割を果たします。特に下顎前歯部においては、歯槽骨が薄いため、歯肉退縮や治療後の後戻りが生じやすいことが知られています。したがって、矯正治療後の歯並びの安定と健康な歯周組織の維持は、密接に関連しています。
歯ぐきや歯槽骨が薄い方、叢生の状態にある方、前歯の突出が目立つ方は、矯正治療を受けた後、非抜歯か抜歯かに関わらず、時間と費用を投じた治療の結果が維持されにくい可能性があります。
私たちの矯正歯科医院では、これらの問題に特化した予防策と対処法を提供し、患者様の美しい笑顔を長期にわたり支えるお手伝いをいたします。
文献
“包括的矯正歯科治療” クインテッセンス出版 2023 綿引淳一
Sarikaya S, Haydar B, Ciğer S, Ariyürek M. Changes in alveolar bone thickness due to retraction of anterior teeth. Am J Orthod Dentofacial Orthop. 2002 Jul;122(1):15-26. doi: 10.1067/mod.2002.119804. PMID: 12142888.
Kalina E, Grzebyta A, Zadurska M. Bone Remodeling during Orthodontic Movement of Lower Incisors-Narrative Review. Int J Environ Res Public Health. 2022 Nov 15;19(22):15002. doi: 10.3390/ijerph192215002. PMID: 36429721; PMCID: PMC9691226.
オルソ・ペリオ(歯周矯正治療)の守備範囲
- 歯周病の患者の矯正治療
- 矯正中に発生する歯肉退縮への治療と予防
- 矯正中に悪化する歯周組織健康の管理(マネージメント)
- 矯正治療前・中・後におけるインプラント治療
- 歯周組織(ボーンハウジング)に配慮した後戻りの少ない矯正治療
O-PRO(矯正治療に最適化された歯周再生療法)とは
歯周病治療における矯正治療のメリットは認知されつつありますが、歯周組織に与える影響は一筋縄ではいきません。これまで、矯正治療と歯周病治療は高度な専門性を要するため、別々の分野として発展してきました。しかし、長年の研究と臨床により、両者を統合することの重要性が明らかになっています。
当院では、20年以上にわたり、歯肉退縮を伴う患者様や歯周病をお持ちの患者様にも安全に矯正治療を提供できる方法の開発に注力してきました。この努力が実り、「Optimized Periodontal Regeneration for Orthodontics(矯正治療に最適化された歯周組織再生術)」という革新的な治療法、通称O-PRO法を発明し、2020年には「The International Journal of Periodontics & Restorative Dentistry」においてその成果が認められました。
私たちの使命は、すべての患者様に対し、先端の治療を提供し、その笑顔を守ることです。当院の矯正治療は、歯周病治療の進歩を取り入れ、患者様の健康を第一に考えた治療を心がけています。
O-PRO
(国際的歯科雑誌社 クインテッセス運営の歯科医師向け専門用語集サイトにて紹介)
https://www.quint-j.co.jp/web/keyword/keyword.php?no=41481
PRDに掲載された文献
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33151188/
非外科的歯周再生療法とO-PROの併用
O-PRO法は、病気の進行と炎症を十分に管理した歯周病患者に対して有効な歯周外科的手法です。しかし、活動期の重度歯周炎をお持ちの方では、出血や排膿といった炎症症状が見られるため、直ちにこの治療を適用することはできません。そのため、O-PRO治療に先立ち、徹底した歯周基本治療が不可欠です。
従来の歯周基本治療であるSRP(スケーリング・ルートプレーニング)は、歯の不正咬合がある場合、歯周組織の退縮、バイオフィルムや歯石の除去不全、治療による歯のダメージ、長期間の治療期間といった問題を引き起こすことがあります。これは、根面カリエスや知覚過敏のリスクを増加させる要因ともなります。
当院では、これらの問題に対処するため、「非外科的歯周再生療法」を開発しました。この革新的な治療法は、以下の特長を備えています。
- 麻酔や切開を必要とせず、歯周組織の再生が期待できる
- 歯根面へのダメージを大幅に低減
- 深い歯周ポケットでも効果的なバイオフィルム・歯石の除去
- 歯周基本治療期間を従来の半分以下に短縮
- 根面カリエス予防と知覚過敏の軽減
- 抗生剤を使用せずに歯周病菌の活動を抑制
- 重度歯周炎においても、O-PROとの組み合わせが可能
当院の非外科的歯周再生療法は、外科手術に匹敵する再生効果を非侵襲的に実現する、画期的なプログラムです。【特許番号6208904号、発明者 綿引淳一】
この方法により、私たちは歯周病のあらゆる段階にある患者様に、より良い治療結果をもたらすことに最善を尽くします。
矯正治療患者の口腔管理を担うプログラムO-SPT
(オルソドンティックサーポーティブセラピー)
矯正治療中には、口腔内細菌叢の変化により、歯周病の再発や虫歯のリスクが高まります。そのため、徹底した歯周管理が求められます。しかし、口腔内が叢生する状態や矯正器具の存在により、従来のクリーニング方法では対応が難しい場合がありました。最新のエアーフロー技術を用いることで、エリスリトールパウダーの抗菌性を活かし、バイオフィルムの除去が効果的に行えるようになりました。
当院では、院長の綿引により提唱されたO-SPT(オルソドンティックサポーティブセラピー)という独自の管理プログラムを採用しています。これは、矯正治療を受けている間の口腔内環境を最適に保つためのシステムで、患者様の口腔健康を守りながら、美しい歯並びを目指すための継続的なケアを提供します。
東京日本橋歯科・矯正歯科包括CLINIC オルソ・ペリオガイドライン
当院におけるオルソ・ペリオにおける戦略的治療選択
歯内療法(根管治療)と矯正治療
我が国の成人の20%以上が根管治療を経験していることが歯科疾患実態調査により報告されています。ただし、現代の歯内療法は、矯正治療を行うことを想定していないため、根管治療後にガッタパーチャーが根尖を超えて飛び出す問題が生じることがあります。これは、矯正治療による歯根の形状変化にガッタパーチャーが対応できないために起こります。ガッタパーチャーが骨内に侵入すると、根尖病巣の再発のリスクがあり、望ましい状況とは言えません。
当院では、矯正治療を控えている患者様の根管治療において、生体親和性の高い材料の選択を重視しています。特に炭酸カルシウム系のバイオセラミックス(Bio MTA)や水酸化カルシウム系シーラー(Bio-C Sealer)を、各症例に適したものを使用しており、これにより根尖部の健全な状態を維持し、矯正治療との互換性を高める取り組みを行っています。
矯正治療中に根管充填材が根管から突出してしまった例
矯正治療前
根尖病巣や根管治療の不備が認められた。
矯正治療後
MTA を用いた精密根管治療を行なった事で安全に矯正治療が達成できた。
矯正治療と自家歯牙移植の応用
〜適応は原則40歳未満〜
矯正治療において抜歯を選択する場合があります。この際、厳密な診断を行い、40歳未満であれば、抜歯した歯の自家歯牙移植が選択肢となることもあります。これは自己の歯を活用する非常に魅力的な方法で、インプラント、ブリッジ、義歯などの他の治療法と比較して、コストパフォーマンス、予後、治療方法などの面で総合的な利点があります。
当院では、これらの代替治療法との比較を行い、患者様にとって最も適した治療計画をご提案しています。患者様の費用対効果や治療成果を最大限にするために、全ての選択肢を検討し、それぞれのメリット・デメリットを十分にご理解いただいた上で、最終的な治療方針を決定しています。
矯正治療と自家歯牙移植の治療例
case症例1
Post OP 2Y
Retention 1M
たゆまぬ研究開発と歯科医療を支える設備
設備と研究開発
当院は、常に新しい医療機器を導入しております。しかし、新しい機器の導入だけでは不十分です。
そこで、当院では国際的なエビデンスを集約し、綿密に検証、問題点を特定することで、研究開発を積極的に行っております。新しいエビデンスを理解し、常に見直し、進化させることは、必要不可欠です。
また、当院では、関連企業や支援企業、学術団体、大学と連携し、開院以来、研究開発にも力を入れています。これにより、患者様に質の高い治療を提供できると確信しています。
当院がクリニックカルアドバイザー等で協力関係にある企業・団体
- 包括的矯正歯科研究会(IOS)
- 昭和大学歯科矯正学教室
- Dental Brain株式会社
- Tokyo Innovation Institute株式会社
- TAB株式会社
- IOS賛助企業各社 https://www.ios-public.com/supporting-company
デジタルとアナログを使い分けたセットアップモデルを全症例に導入
矯正治療における治療計画の策定では、セットアップモデルの作成が非常に重要です。セットアップモデルはコストと時間を要しますが、患者様の歯の大きさや比率は個々に異なるため、安全で確実な矯正治療を実施するには不可欠です。
これにより、患者様一人ひとりに合わせたオーダーメイドの治療計画を立案することが可能となります。現在、セットアップモデルを作成する方法はデジタルとアナログの2種類があり、それぞれの症例に応じた最適な手法を選択することが重要です。
当院におけるデジタルセットアップとアナログセットアップモデルの使い分け
デュアルインサイザルプランニング法(DIP法)とは
頭部X線規格写真(セファロ)は矯正治療において不可欠な診断手段です。しかし、従来のセファロ分析では、症例の特徴を抽出することは可能でしたが、治療計画の立案には十分ではありませんでした。この問題を解決するため、院長綿引は、頭蓋と上下前歯部の三次元的位置関係に基づいて治療計画を立案するDIP法を開発しました。現在、この画期的な方法の基幹特許を申請しております。(特願2023-218425)
※ 現在、DIP法の基幹特許を申請中
https://www.quint-j.co.jp/web/keyword/keyword.php?no=40522
特許出願中 特願2023-218425
当院では、DIP法を活用した高度で再現性の高いAI搭載セファロ分析システム「DIP Ceph(Dental Brain Inc.)」を導入しています。これにより、より精密なセファロ分析が可能となり、矯正治療計画の精度を大幅に向上させています。
※ Dental Brain Inc.とは
当院の包括的矯正治療によってその治療法の可能性を実感し、感銘を受けた創創株式会社の夏川社長とAI専門家の内田氏が提案し、設立されたジョイントベンチャー企業です。この会社は、綿引院長の強い想いを反映し、AIを活用した歯科医療の進展に注力しており、デジタル技術を最大限に活用して、歯科医療のイノベーションを推進するさまざまなプロジェクトを展開しています。
包括的矯正治療の成功鍵は、機能的問題から考えた診断手順
矯正治療は単に歯を整える治療と思われがちですが、治療後の歯列の維持には予想以上の困難が伴います。成功への鍵は、機能的な問題(舌の癖、不安定な顎の位置、咀嚼筋のバランスの乱れなど)、骨格的な問題、そして歯そのものの問題を優先順位に応じて考慮し、咬合を整えることにあります。
当院の包括的矯正治療における診断手順
口腔筋機能療法(MFT・OMT)の重要性
開口症などの一部の不正咬合症例では、機能的問題の改善が矯正治療成功の重要な要素です。矯正治療を急ぐあまり、筋機能療法(MFT)の重要性を理解していない患者様もいらっしゃることがあります。しかし、適切なMFTの指導を行える矯正歯科医院が、真に専門的な治療を提供していると言えます。
ただし、必要のない患者様に無闇にMFTを推奨するのは適切ではありません。
機能検査を行い、必要と判断される方にのみ、専任の歯科衛生士が長期にわたり管理し指導を行うことが重要です。
当院では、MFT指導を受けた多くの患者様が顕著な改善を見せており、20年以上も奥歯で噛めなかった方が噛めるようになった例もあります。
すべての歯科衛生士が機能検査を基に客観的な評価基準でMFT/OMTを実施しており、その効果は計り知れません。
国内外を牽引するリーディングクリニック
院長の綿引は、日本矯正歯科学会と日本歯周病学会認定医の資格を保有しており、2つの専門分野を持つ極めて珍しいダブルライセンスドクターです。
さらに、同分野において国内外の歯科医学会でシンポジストや教育講演者として年間50回以上の講演を行い、数多くの受賞歴・医学論文実績や関連書籍が国内ベストセラーとなり海外での出版も予定されているなど、国内外で歯科矯正学の発展に貢献しています。
オルソ・ペリオ(歯周矯正)に関する代表的な医学書
The Ortho-Perio Patient(ザ・オルソペリオペイシェント)
矯正&ペリオ患者のための臨床エビデンスと治療ガイドライン
クインテッセンス出版 監訳 綿引淳一
https://www.quint-j.co.jp/shigakusyocom/html/products/detail.php?product_id=4772
評者:瀧野裕行(京都府・タキノ歯科医院
本書は矯正歯科界の大家である故Vincent G. Kokich先生が考案された後に、矯正と歯周病分野をリードする臨床家と研究者が協力し、最新の論文に基づいてまとめられた書籍である。そして、この分野においてもっとも精通する臨床家の一人である綿引淳一先生が監訳されたことでも注目を集めている。
日本歯科医師会から8020運動が推奨されて35年余りが経過するが、8020達成者の多くは歯列と咬合が正常または安定していると報告されており、中高年を含む幅広い年齢層に矯正治療の重要性が唱えられている。
一方で成人矯正患者の多くは何らかの歯周疾患や歯肉歯槽粘膜の問題を抱えており、積極的な矯正治療が歯周組織に良くも悪くも大きな影響を及ぼすため、付着の喪失や歯根近接、歯肉退縮などの偶発症に留意する必要がある。実際、評者の医院においても矯正治療中または治療後に歯肉退縮を主訴に来院される患者が後を絶たない。また、すでに歯周病が進行している患者には、徹底したプラークコントロール、歯周組織再生療法、ポケット除去療法、咬合の管理、歯周形成外科などが必要になり、これらの処置をどのタイミングで行うのかも重要になる。
本書は、歯科矯正学と歯周病学の相互作用に関連する口腔生理学の基礎から始まり、歯周病学的考慮事項として、矯正患者に対する歯周検査について記載しており、歯肉退縮の疫学から治療法にいたるまで美しい症例写真とともに詳細に術式が解説されている。また、口蓋の拡大装置の歯周組織への影響や臨床的歯冠長延長術など歯周病患者に携わる臨床家にとっては必須のセクションとなっている。犬歯の正しい発育や萌出および最終的な位置は、適切な咬合、機能、審美性にとって必要不可欠なものであり、上顎埋伏犬歯への対応はさまざまなものが紹介され非常に興味深い内容となっている。
そして、歯周病患者に対する矯正学的考慮事項として矯正治療が歯周組織に及ぼす影響についてヒトを対象とした質の高い臨床研究から得られたデータがまとめられている。歯周病患者にみられる支持骨の喪失は歯の移動をまねき、歯槽骨欠損によるダメージを軽減するために適切な咬合接触を再確立させる必要がある。
しかし、活動期の歯周病患者に矯正治療を行うことは望ましくないため炎症のコントロールが必須となる。歯の移動に必要な力のレベルは、歯周病に罹患した歯の場合、一般的な規則は適用できず,歯根膜を介して歯に付着している骨表面の量を考慮して力のレベルを調整する必要がある。とくに重度歯周病患者の矯正治療を行うタイミングは長年の課題であったが、歯周形成外科後や歯周再生療法後の矯正治療のタイミングも最新のエビデンスにより明確になってきた。
本書をとおして多くの矯正医、歯周病医がお互いの知識を深め、OrthoとPerioの連携によって日本国民のさらなる健康増進が達成されることを期待している。
当院には、他の矯正歯科医院で治療を断られた方や、当院の患者様からの紹介で来院される方が多数いらっしゃいます。特に複雑な歯並びの症例、歯周病治療やインプラントが必要な方、歯内治療を要する方(外傷、移植、根尖病巣、歯根吸収など)といった多様な口腔内環境を持つ患者様が来院されます。
矯正治療だけにとどまらず、歯周治療、歯内療法(根管治療)、インプラント、審美修復など、各専門分野を統合した包括的な矯正治療を提供しています。包括的な矯正治療は、まだ一般的ではないアプローチであり、各治療を矯正治療と調和させない場合、理想とする治療結果を得ることができず、後の治療をより困難にすることもあります。
当院では、各専門分野の知識を結集し、最適な治療結果を患者様に提供することに努めております。
包括的矯正歯科研究会IOSを発足
当院で行われている治療技術を公開し、多くの歯科医師の治療技術の向上を目的に2019年に“包括的矯正歯科研究会IOS”を発足しました。また、国内外の歯科医療関連企業13社の協力のものと、各種包括的矯正治療の研修コースを開講し、後進の育成にも力を注いでいます。