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Sure Smile®などのCAD/CAM・デジタル技術を用いた矯正治療

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CAD/CAMテクノロジーを利用した矯正治療とは

2000年に入ると、CAD/CAMテクノロジー(デジタル技術)の波が矯正治療にも発展して来ました。最初に登場したのは、デジタル技術を応用したマウスピース矯正で有名なインビザラインです。インビザラインに関しては、別のページで詳しく説明しますが、現在国内外にインビザラインに類似するシステムが多くあり世界的に一つの矯正分野を作り上げたといえます。しかし、マスピース型の矯正治療には、従来のワイヤー矯正に比べて歯の動きが悪く適応が狭いなどの欠点がありました。そこで、従来のワイヤー矯正にデジタル技術を用いたSure SmileなどのCAD/CAMテクノロジーを利用した矯正治療が登場しました。

Sure Smileは、デジタルセットアップモデルの使用だけでなく、矯正治療で用いるワイヤーまでロボットで曲げて治療開始前にすべて治療工程を予測してあらかじめ作成し矯正医に提供するシステムです。本システムは、矯正医による矯正ワイヤーを曲げる技術や手間が大幅に不要になるなど今後発展が期待されるシステムでありますが、臨床の現場では思ったよりも治療がうまく進まないなど問題も指摘されるシステムです。矯正治療の先進国であるアメリカでも現時点ではあまり普及していないのが現状です。また、日本ではまだ正式に法的認可を取得しておらず国内での使用には十分な注意が必要です。

CAD/CAMテクノロジーを利用した矯正治療の利点

  • デジタル技術を用いることで矯正専門医間の技術格差を少なくしてくれる可能性がある。
  • 今後発展が期待される分野である。

CAD/CAMテクノロジーを利用した矯正治療の欠点

  • 卓越した技術・知識を持つ矯正医の行う治療に比べて治療結果が規定水準に達する事が出来ない可能性があり、まだまだ不明確な部分が多い。
  • コストが高い(費用対効果が悪い)
  • 最初から最後迄の装置を治療までに一括して作製するために、治療のプランを途中から変更修正が原則困難である。
  • 国内の法的問題から、医療安全上、患者説明や扱いに十分な配慮が必要である。
faq

CAD/CAMテクノロジーを利用した矯正治療に関するよくある質問

CAD/CAMテクノロジーを利用した矯正治療によって矯正治療による歯の移動のプロセスが効率化される事で矯正治療期間が短縮されると期待されるとの報告はありますが、現時点では十分な医学的根拠はありません。
当院では、CAD/CAMテクノロジーを利用した矯正治療のこれからの発展を期待しておりますが、現時点では患者さんにとってのメリットは少ないと考えております。